アンテナに ひっかかったら 書いてみよう

つれづれなるまゝに、日暮らし、硯にむかひて、心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。 今日気づいたことをそのままにしない。深堀深堀!! 惰性で生きないための施策なのです。

余命1か月の花嫁

普段は、仕事に関わることや自己啓発の本ばかり読んでますが、久々に違ったジャンルの本を買いました。

前々から映画でも本でも、ノンフィクションばかりを好んで見てる。理由は単純に、共感できて考えさせられることが多いからかな。こんな人もおるんやって、励みにもなるし頑張ろうっていう気にもなるし時に反省にもなる。

この本は、昨年のG.Wと7月にTV放映されたものを書籍化したもの。定かではないが、たまたま実家に帰ってたときにこの放送をちらっと見た気がする。それを昨日たまたま、近所の本屋で売られてるのを見て、何となく購入。

話の概要は、がんとの闘病生活を綴ったもので、主人公でがん患者の女性と周りに出てくる家族・恋人・友人達の物語。
本当にリアルな物語。

幸いなことに、自分は物心ついてから身近な人を亡くしたことが無い。だから、今でも人の死っていうのはどことなく遠い世界の話のように思っている。本来は決してそうやないことは分かってる。
けど、今日と同じような明日が明後日が、ずっとずっと来るって無意識的に考えているような気がする。

恐縮ながら、今の自分は毎日無駄にしていないと思う。歩は遅くとも、ちょっとは成長してんちゃうかなーと。もっと目に見えて進歩が見えたらほんまは楽なんやろうけど。
それでも、この本を読むと
「毎日を大切にしてますか?」
「ぐちばっかで毎日の小さな幸せを見逃してないか?」
綺麗ごとかもしれんけど、そうやって自分を振り返ったし、改めて大切な視点やと思った。
日々感謝の気持ちを忘れずにしたいなぁと。

もう一つ。
この話に出てくる恋人は、がんと知りながらも付き合うことを選択する。
最後の最後まで、彼女を励まし勇気づけ、彼女の傍にいることを選び、彼女の望む事と自分の思いついた事を実行する。
同じ状況に立った時、いったい自分は何ができるんやろうか?
そんなこと考えてた。

きっと人の気持の綺麗な部分しかこの本には出てきてないと思う。
それはそれでいい。そのええ部分だけ教えてもらえれば。
人と人との温かみに触れられる、そんな本。

繰り返し出てくる
「ごめんね」と「ありがとう」
という言葉。シンプルな言葉やけど、こんなに胸に響く言葉は無いんちゃうかな。



余命1ヶ月の花嫁余命1ヶ月の花嫁
(2007/12/13)
TBS「イブニング5」

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